- 2025.11.21
- プレスリリース
AIQ、新特許取得 デジタルクローンの貢献度可視化を実現する評価技術を確立実在スタッフとデジタルクローンの活動を統合的に可視化し、公平な報酬分配までを支援
AIQ(アイキュー)株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:渡辺 求)は、デジタルクローンの活動を公正に評価し、報酬分配まで一気通貫で支援する新技術について、10月23日に特許取得(特許第7762924号)したことをお知らせします。本特許技術は、SNSやブログなどオンライン上で情報を発信する実在スタッフの影響力と、デジタルクローンによるEC接客や流入・コンバージョンなどの成果を統合的にスコア化することで、“人とAIが協働する社会”における新しい価値の創出を目指すものです。
背景
AIQは「個性を、価値に。」をパーパスに掲げ、AIが人の個性や思考を再現する「デジタルクローン」技術の社会実装を推進しています。生成AIが接客・販促・カスタマーサポートに広がる一方で、現場では以下のような課題がありました。
- 実在スタッフとデジタルクローンの貢献を同じ基準で評価できない
- SNSでの発信データと、EC上の接客・販売データが個別管理され、全体把握が困難
- AI活用の効果がスタッフの評価・報酬に紐づかず、モチベーション向上につながりにくい
AIQは、これらの課題を解決するため、「評価・分配スコアリング技術」を開発し、このたび特許取得に至りました。
技術の概要
本特許技術は、販売・マーケティング領域における実在スタッフとデジタルクローン双方の活動データを統合し、公正な評価・分配を可能にする仕組みを提供します。
販売・マーケティング領域に特化し、SNS発信活動とデジタルクローンによる接客成果を正しく橋渡しする点に特徴があります。
1.実在スタッフ活動スコア
オンライン上での発信力・ブランド貢献度を数値化
- SNS・ブログでの投稿数、フォロワー数、エンゲージメント(いいね・保存・コメント)
- 発信内容のリーチや外部流入
2.デジタルクローン活動スコア
販売・マーケティング領域での成果を精緻に数値化
- 接客件数、EC接客ログ、DM/チャット応対
- コンバージョン、流入元、CVR、売上、リピート率(GA4などで計測可能な指標)
3.統合スコアリングモデル
実在スタッフとデジタルクローンの総合的な貢献度を数値化
- 実在スタッフの「発信力」とデジタルクローンの「販売・マーケティング領域での成果」を統合
- 成果に応じた報酬・インセンティブの算出まで一気通貫で支援
これにより、人とAIの協働成果を正当に可視化し、継続的な学習サイクルと貢献評価を両立できます。
今後の展開
本特許は、以下の領域で活用を進めてまいります。
1.アパレル・小売
- 実店舗スタッフのSNS発信と、デジタルクローンによるEC接客成果を統合管理
- スタッフごとの発信力 × 売上貢献を可視化して、インセンティブ設計を高度化
2.インフルエンサー・専門家領域
- SNSでの影響力とデジタルクローンによる販売・マーケティング領域での成果を連動させ、貢献度を定量評価
- ファンビジネス・ブランドタイアップでの主観的評価を改善
関連特許情報
関連プレスリリース:2025年11月11日「AIQ、デジタルクローンが当り前の社会へ、「人を再現するAI」の基盤技術となる3つの特許を取得」(https://www.aiqlab.com/information/aiq20251111/)
【AIQ株式会社 会社概要】
会社名 : AIQ(アイキュー)株式会社
所在地 : 東京都文京区後楽1丁目4番地14後楽森ビル8F
代表者 : 代表取締役社長CEO 渡辺 求
代表取締役CTO 髙松 睦
URL : https://www.aiqlab.com
事業内容 :
AIQは、独自特許技術「HUMANISE AI」を活用した新たなCX(顧客体験創造)のDX (デジタルトランスフォーメーション)をAX支援として行っております。独自特許技術「HUMANISE AI」を3領域となるマーケティング戦略・デジタルクローンへの 応用・高度な顧客理解に基づくDX戦略という3領域で活用し、幅広い業界・規模の企業に対して最適なソリューションを提供しています。
本件のお問い合わせ先
AIQ株式会社
Email:pr@aiqlab.com